詩吟同好会活動報告(11月、12月)
11月26日(日)
碩心会「吟詠と詩舞の集い」~花・鳥・風・月を詠う~
於:葉山福祉文化会館
秋晴れの当日、午前10時15分、この会が開始されました。
第一部一般吟詠の部中国の漢詩「花・鳥の部」2番目の吟詠で福原トキ子が独吟で壇上へ。 于(う)武(ぶ)陵(りょう)作「酒を勧む」を吟じましたが初めての独吟で壇上約2分の冷や汗でした。私の出番は終わり、その後は安堵の気分で皆さんの吟詠を聞き入りました。
「風・月の部」22番目に安西信行さんが李白作「峨(が)眉山(びさん)月(げつ)の歌(うた)」詩舞付きで堂々と吟じました。
午前の部終了前に9月の昇段試験の許証授与式が行われ、二段許証では吉田昌之さんが代表授与しました。
昼食休憩時間には「葉山フラメンカ」の皆さんによるアトラクションがご披露されました。詩吟だけでなくこのような余興も気分転換でした。
午後「第二部青少年吟詠」から始まり、中学生ながらも堂々の吟詠に会場から大きな拍手が送られました。

第五部「一般吟詠日本の漢詩、和歌、俳句、俳諧歌、紀行文」では40番目に鍋田敏一さんが藤井竹外作「花鳥(かちょう)澱(でん)江(こう)を下る(くだる)」を吟じられ 、続いて41番目に当同好会4名(吉田昌之さん、野津英雄さん、宇治田光代さん、片山令子さん)による細川頼之作「海南(かいなん)行(こう)」が合吟されました。
また、有友嘉岳師範は「第六部役員吟詠の部」99番目に木村岳風作「春日村(しゅんじつそん)行(こう)」を吟じられました。
終了後、有友先生の奥様と合流して石原裕次郎お気に入りであった中華料理店「海狼」で中華料理舌包みながら今日の反省会としました。皆さんお疲れ様でした。
12月3日(日)相模原市立大野中公民館まつりに参加
当同好会練習拠点としている公民館祭りに7名で初参加しました。
日頃練習している有名な詩吟「不識(ふしき)庵機山(あんきざん)を撃つ(うつ)の図(ず)に題す(だいす)」、「峨眉山月の歌」、「海南行」を合吟、
独吟では「酒を勧む」福原トキ子、「花鳥澱江を下る」鍋田敏一さん、有友嘉岳師範は服部南郭作「夜(よる)墨(ぼく)水(すい)を下る(くだる)」を披露していただき、当同好会の締めをしていただきました。
今回は詩吟を多くの人に知っていただくために、悠々クラブ幹事の安田さんが作成してくれたスライドをスクリーンに投影し、有友嘉岳師範による各詩文の説明をしていただき、会場の皆様から好評を得ました。安田さんご協力ありがとうございました。
2018年「吟道は氣を養うの道なり、一吟天地の心」の気持ちを忘れずに吟じ続けたいと思います。
参加希望者は同好会メンバーまでご連絡ください。大歓迎です。 (記 福原トキ子)