鎌倉探索の会 2023年第5回企画「北鎌倉の古刹を訪ねる」 実施報告書
日時:2023年12月6日(水)10時~12時
コース:北鎌倉駅~徒歩で光照寺~長寿寺~北鎌倉駅
参加者:佐藤、四方、小澤、渡辺、田中、永原、川俣、藤村、内野、芳賀、山村、金平、中山、清原、若林、会員15名
北鎌倉駅で集合、徒歩で5分ほどの光照寺を訪れました。光照寺は鎌倉では数少ない時宗の寺で、始祖一遍上人が鎌倉入りを拒否されて野宿した地に建てられたものと伝えられています。
山門の欄間にはキリスト教の十字架を意味する「クルス紋」が掲げられており、隠れキリシタンを受け入れていた伝承が残されています。
今回は本堂に上がり、ご住職から隠れキリシタンに関わる話を聞くことができました。

次に長寿寺を訪れました。12月の第1週は季節限定公開されており、枯山水の庭に鮮やかに映る紅葉が売り物です。庭園鑑賞は本堂から方丈、書院と順に、それぞれ座っての縁側からの眺めを楽しみ、次に庭園に降りて回遊路を巡ります。今年は異常気象のせいもあり、本堂入口でいただいた紅葉真っ盛りの絵葉書のような素晴らしさとはいきませんでしたが、閑静な庭園を充分に楽しみました。
長寿寺は足利尊氏の次男基氏が、父の供養のため、その屋敷跡に建てた寺です。庭園巡りの途中に尊氏の遺髪を納めたという墓あります。
この後、もう一刹訪れる予定でしたが、大船での忘年会が控えており、全員一致で早めに切り上げ北鎌倉駅へ向かいました。
2024年前半の予定(詳細は改めてご連絡いたします)
2月29日(木) 三渓園ガイドツアー
4月24日(水) 大仏切通を歩く
6月18日(火) 報国寺坐禅会
若林記