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タイトル:   ウォーキングの会 玉川上水上流から散策し田村酒造場を見学する報告書

3M悠々クラブ“ウォーキングの会”

玉川上水上流から散策し田村酒造場を見学する報告書

2024年10月17日

 10月16日(水)10:00にJR青梅線 羽村駅改札口に集合しました。ようやく暑さも和らぎ、17名が参加されました。
 羽村駅南口から南に向かって歩きます。途中に稲荷神社や禅林寺といった寺社がありますが今回は時間の関係でパスせざるを得ませんでした。

 しばらく歩くと奥多摩街道にぶつかります。その少し先に羽村取水堰に着きます。ここで多摩川の水を玉川上水として取り入れるのです。

 広場には玉川上水を立ち上げた玉川兄弟の像があります。

 玉川上水の右側を沿って歩きます。しばらくすると水量がぐっと減りました。

 さらに行くと、玉川上水はうっそうとした森の中に入っていきます。しばらく歩くと森の中に福生加美上水公園と書かれた石標が立っていました。

 更に歩くと、希望の鐘・景勝地と書かれた道標がありましたので、休憩を兼ねて寄り道しました。景勝地は天気が良ければ正面に富士山が見えると言うことですがこの日は何とか見ることが出来ました。また希望の鐘を鳴らしました。

 しばらく歩くと平地となり、田村酒造場が現れました。田村酒造場は「嘉泉」の製造元として名高い酒造場です。

 ここは見学の予約を入れてありますので、約1時間の見学となります。営業の牛久様の案内で見学開始です。
 最初に開業当時から使われている井戸を見学しました。この井戸の源流は奥多摩と秩父と言うことです。酒銘「嘉泉」は「嘉き泉」から名づけられたそうです。
 次に、本家の庭にある大欅(オオケヤキ)を見学しました。この大欅は樹齢600~900年といわれる長寿の欅で、東京都内の個人所有では最大と言われています。
 その次は1800年代に建てられた前蔵と雑蔵を外から見学しました。どちらも文化遺産となっています。
 その次は、1867年に徳川幕府の許可を得て敷地内に作られた玉川上水の分水路を見学しました。多くある分水の中でも、ここと立川にある分水の2箇所だけが個人所有とのことです。
 次に文化遺産となっている旧水車小屋と隣接する脇蔵を見学し、最後に酒造場を見学しました。もちろん文化遺産です。酒造場は本蔵・中蔵・新蔵が連なり、煉瓦の煙突は田村酒造場のシンボルとなっています。ここは内部も見学が出来、窯場・麹室・酒母タンク・もろみタンク・圧搾場を見学しました。
 最後は試飲です。使われている水と出来上がった酒のうち2種類を振る舞っていただき、味わってから、参加者の多くの方がお土産として買い求めていました。

      

 田村酒造場を出て、福生駅に向かう途中に、旧ヤマジュウ田村家住宅があります。ここを見学しました。

 ここから福生駅まではすぐです。1時間強8000歩+見学1時間として2時間強のウォーキングコースでした。

次回は高尾山散策2024」です。
日  時:11月19日(火)午前10時集合 雨天決行
集合場所:京王線高尾山口駅 改札口外
今回は久々の恒例・秋の高尾山散策です。
コースは各自の体調と相談されて①健脚組か、②ケーブルカー/リフト利用組のどちらかを選んで頂きます。
① 健脚組:徒歩登山 行程3.3km、100分 6号路もしくは稲荷山コース
② ケーブルカー/リフト組:山上駅から徒歩で薬王院経由山頂へ 行程1.5km 高低差約140m、50分
帰りは薬王院を経由して1号路を下り、ケーブルカー/リフト山上駅または高尾山口駅で午後1時頃解散予定です。

記事
川俣裕章