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タイトル:   2024年7月4日暗渠に生まれた緑道を歩き神社・仏閣を巡る報告書

3M悠々クラブ“ウォーキングの会”
暗渠に生まれた緑道を歩き神社・仏閣を巡る報告書

2024年7月4日

呑川(別名野見川)は、世田谷深沢あたりを水源とする深沢川に、駒沢川、柿の木坂支流と合わせて本流となり、さらに九品仏川を東京湾に流れ込む河川です。名前の由来は、かつては呑むことができるくらいの清流を誇っていたことに依りますが、都市化の影響で下水道の幹線(地下の川)となり、ふたかけされ暗渠となった上部は、現在緑道に生まれ変わっています。この緑道を歩いて神社・仏閣を巡りました。
7月3日(水)10:00 東急東横線/大井町線自由が丘駅正面口に集合しました。暑いさなか、見学で初参加の齋藤祐輔さんをはじめ20名が参加されました。

自由が丘駅

斎藤さん

東横線に沿って歩きしばらくして左に曲がると熊野神社に出ます。熊野神社は自由が丘・緑が丘一帯の氏神様で、例大祭等の祭礼時には「目黒ばやし」が演奏されます。境内にはケヤキ・アカガシなどの大木が生い繁り、散歩道の絶好の休息地点となっていました。

熊野神社

暫しお参りをしていよいよ緑道に向かいました。熊野神社を出て、北に向かい目黒通りを過ぎると、呑川本流緑道に出ました。呑川本流緑道をしばらく歩くと、左に呑川駒沢支流緑道が現れますのでそこを歩きました。呑川駒沢支流緑道をしばらく歩いて広い道路とぶつかりますのでそこを右折しました。桜修館学校や八雲中央図書館を過ぎてめぐろ区民キャンパスに到着しますので休憩をとりました。
休憩後少し行くと道の反対側に北野神社がありました。北野神社は菅原道真公のご神体(木彫りの天神様)が祀られており、地元の人々に親しまれており学業成就や受験合格の願い事を書いたものがありました。 少し歩き、右折してすぐに、常圓寺がありました。常圓寺は1590年に開かれた日蓮宗の古刹で。境内の大イチョウは樹齢300年の高さ約25mの大木で都と区の保存樹で、皆で暫し眺めました。
 常圓寺を出て右に歩き突き当たりを左折し次の通りを右折すると八雲氷川神社でした。八雲氷川神社は旧衾村(ふすまむら)の鎮守で、「癪(しゃく)封じの神」として広く信仰されました。ここで記念写真を撮り、次回のウォーキングコースの説明をしました。
 八雲氷川神社を出て通りをまっすぐ歩くと、再び呑川本流緑道にぶつかりました。そこを左切してしばらく緑道を歩くと東急東横線都立大学駅にぶつかりました。日差しもきつくなり、体力的に厳しい状況になりましたので、ここで一度解散としました。

集合写真

当初は線路沿いに自由が丘方向に歩き突き当たりを左折して立源寺と岡田屋長屋門を見学する予定でした、暑さのためスキップすることにしました。
吞川本流緑道をさらにしばらく歩き、東急大井町線緑が丘駅に到着しました。ここが本来の終点でした。約2時間、7.5km程度のウォーキングでした。

次回は「大國魂神社からサントリー武蔵野工場」です。
日  時:9月19日(木)午前10時集合 雨天決行
集合場所:京王線府中駅南口改札外
府中駅から馬場大門けやき並木通りをとおり、大國魂神社に向かいお参りします。その後矢崎町防災公園・下河原緑道・府中市郷土の森公園を歩き、サントリー武蔵野工場に到着します。ここでビールの製造工程を見学した後、ビールまたはソフトドリンクを試飲します。終了後シャトルバスで分倍河原に送ってもらい解散とします(歩いて府中本町駅も可)。
サントリー武蔵野工場の見学は有料(1000円)の予約制のため、調整さんを準備しますので記入願います。

記事
川俣裕章