令和5年4月20日

悠々クラブ　東京散策の会
【肥後細川庭園と早稲田大学演劇博物館】報告

開催日：令和5年4月18日（火曜日）11時から１3時
参加者12名

天気にも恵まれ、文京区にある江戸川橋駅に12名の会員が参集し、江戸川公園を散策しました。神田川に沿った東西に延びた細長い公園で、台地の斜面に自生する雑木林を眺めながら、重量感のある石が添えられた石の広場や、復元された神田上水取り入れ口に使用された大洗堰を通り、肥後細川庭園へと向かいました。細川家下屋敷の庭園跡地をそのまま公園にしています。大変広く、池と木々との対比も美しく、モデルの撮影や結婚式の前撮りをしている人たちを見かけました。庭園内にある細川家の学問所で会った松聲閣に入館し、細川家の歴史に触れながら庭園の展望を楽しみました。

その後、早稲田大学の敷地内にある、早稲田大学演劇博物館に向かいました。3月の下見時期と違い、キャンバス内多くの学生で活気に溢れていました。同博物館は、坪内逍遥『シェークスピア全集』全40巻翻訳事業の完成を記念して建てられました。英国の劇場「フォーチュン座」を模して設計されており、新宿区の有形文化財に指定されています。めったに見ることができない、様式をした建物でした。多くの貴重な演劇・能・人形・衣装など、見学し、側にある　村上春樹蔵書の展示物を見て、全員で早稲田界隈にある中華料理店で会食を行いました。

記　清原　克郎