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タイトル:   2016年 06月度例会   06月03日(金)
 
 例会概要 
 4月5月の例会が悪天候で中止となってしまい、なんと三か月ぶりの例会。例年一回くらいは悪天候中止ということがありますが、2か月連続で中止となったのは珍しいことで、最近の天候不順と当たらない天気予報には困ったものであります。今回も前日まで北の強風が吹き荒れて海も大荒れでしたが、当日予報は朝から昼過ぎまでは風がおさまるとの事でなんとか開催できました。

久しぶりの例会となりましたがいつもの常連メンバーに加え、私の学生時代の後輩が1名ゲスト参加して8名でいつもの金澤漁港「三春丸」のシロギス&LTアジリレー釣りであります。例年この時期は脂ノリノリの食べ頃サイズ(20~25cm)の金アジの最盛期、加えてシロギスも近場の浅いポイントで数釣りが楽しめる時期なのですが、今年は連休明けからアジもシロギスもその日によって釣れたり釣れなかったりと、非常に不安定な釣れ具合が続いていて、当日も船長曰く「潮がやたら澄んでアジは厳しいかもねぇ~、しかも下げ潮しか口を使わないので今日は前半が勝負だな!」・・・とかなり自信なさ気でありましたが・・・・・
 さて、定刻7時30分に出船していつもより深めの水深30mのポイントで釣開始。普段でもコマセが効いてアジが集まってくるまで時間がかかることも多いのがコマセ釣りですが、第一投から「あれぇ!当たった!」まあまあサイズ20cm程の本命「ぽっちゃり金アジ」が登場でございます。その後もサイズこそ20cm級ばかりで25~30cmの良型はほとんど出ませんでしたが、怒涛の連続入れ食いタイムもあって、皆さん順調に釣果をのばして久しぶりのアジのシャープな引き味を楽しむ事ができました。今日の私は船釣り初体験のゲスト福本さんのレクチャーとお土産確保と云う課題がありましたが、中乗りさんがつきっきりで彼の面倒見てくれたので気楽に自分の釣りに専念できました。アジのご機嫌も上々とまではいかないものの素直なアタリ具合で釣り易く、福本さんも自力で順調にアジ釣りを楽しめた様で何よりでした。10時過ぎると下げ潮が止まってきてアジの当たりはポツンポツンとなってきましたが、思いがけない40cmオーバーの大サバが回ってきて、ハリス切れもありましたが何本かは取り込めて良いお土産ができた人はラッキーでした。
上げ潮に変わってアジの喰いがパッタリとなった11時過ぎから後半戦のシロギス釣り、こちらは前日の強風で心配された底荒れか?あたりはポツポツで、しかも天気予報通り昼頃から南の風が強まってきて竿先があおられるので微妙な誘い・アタリが取りにくく、難しい釣りになってしまいました。それでも皆さん握ったら指が回らないほどの23〜4cm級の良型キスを含めて天ぷら種はなんとか確保できたようでした。

初参加の福本さんは船長が褒めるほどの初めてとは思えないセンスの良い竿捌きで、アジ・シロギスともにしっかりコツをつかんで晩のオカズには十分な釣果、船にも強いとの事ですからこれで期待の新人加入決定!でございますね。
 その後南の風はますます強まり波も高く船の揺れもひどくなって、楽しいシロギス釣りとは云えなくなってきましたので予定より早めの2時まえに釣り終了、船宿に戻っていつもの「揚げ立て天ぷら」をいただきながら歓迎会?と反省会で大いに盛り上がって、収穫タップリの6月度例会も無事終了でございました。参加の皆さんお疲れ様でした。

今回は貸切船一日釣りにつき会費¥8500でした。