次は、モニターです。モニターは、大きいほど良い。お勧めは、4Kモニターだ。置く場所が無いなどの制約を受けるだろうが、最低でも、1920ドットが使える大きさが良い。むろん、モニタが1920ドットのスペックでも、拡大して、実質的な解像度が下がったのでは、意味が無い。これも、前の記事と同様に、「ぐちゃぐちゃ」は要らない。もっとも、既にパソコンを所有しているだろうから、それがディスクトップなら、モニターもキーボードも、設定の時だけ拝借して、その後は、リモート接続と言う方法もある。むしろ、そういう方法をお勧めしたい。私は、パソコンをAmazonで購入した。早ければ、翌日には届いてしまうので、設定から、すぐに始める事になる。Microsoftのアカウントを確認しておこう。そうすれば、設定は、すんなり進むはず。「Microsoftのアカウント」てなあに? と聞かれた事が有るが、分からなければ、自分で検索して調べよう。これからは、分からない事は、自分で検索して調べる事が基本になる。逆に言えば、検索で調べて分かる事は、ちゃんと覚える必要はない。検索結果を2~3個くらい開いて、検索しても分からないなんて言わない。根気良く、求めるアクションに繋がるまで調べ上げよう。そうした事が大事だ。
それからもう一つ、前提条件を話しておきたい。悠々クラブのプログラムは、VS2010と言う今では古い無料の開発環境が使われている。ここでの話も、VS2010 をベースに進めたい。今年が2024年だから2010とは、14年も前のソフトになる。どうせなら、最新のものでと言うのは、当然の事だろう。2010年と言えば、私が悠々クラブのお誘いを受けた頃だ。その時使った開発環境が、今も使われている事になる。このシリーズの無料の開発環境は、2012年、2013年、2015年、2017年、2019年、最近では、2022年まである。言語仕様は同じでも、中身は、少しづつ改良されて来た。より、大規模で広範囲のWeb開発を意識してきたと言えば、分かり易いかも知れない。無料だから使ってみなさいからスタートして、今のバージョンは、無敵でしょうと言う段階だ。最新のバージョンを使わない最大の理由は、その複雑さもさることながら、データベースに有る。データベースが変わってしまって、単独では、旨く使えなくて、移行できない。そうした事の使い勝手に有る。素人が書くプログラムは、フローチャートも、仕様書も無い。思うがまま、書き進める。自ずと、修正が多発する。VS2010の良い所は、書き変えたファイルを交換すれば、良い、それが全てだ。ところが、最近のバージョンは、プロジェクトと言う概念が持ち込まれ、何十にもなるファイルを塊として捉える。まあ、一言で言えば、とにかく面倒なのだ。
とは言うものの、もう既にダウンロードできないバージョンで進めるのかと問われそうだ。実は、そのコピーが有る。前の記事でハードを揃えた人には、希望により、それをお渡ししようと思う。むろん、最近のバージョンで進める事も悪くはない。目的をWeb開発とすれば、出来る事は、同じなのだから。