Webサーバーソフトとして、ここで使うのは、IIS と言われる物です。IIS以外では、Apacheと言うソフトが有名です。IISと言うのは、Microsoft社製のソフトで、Microsoft社製のプログラム開発環境と合わせて、非常に使いやすくなっています。プログラム開発環境の構築は、後のページで述べますが、ここでは、IISのインストールと設定について進めます。
まずは、画面上に準備したコントロールパネルから、入りましょう。以下に掲げる設定が完了したら、Edgeを立ち上げて、アドレス欄に「localhost」と入力してください。下に示した画像が表示されれば、成功です。
成功したら、今度は、家庭内Lan内の他のパソコンから試して見ましょう。サーバーの名前をアドレス欄に入れてください。私の場合は、「small2」でした。同じように表示されましたか。
もし、サーバー側でなら、localhost で表示されるのだが、他のパソコンでは表示できない場合は、幾つかの問題が考えられます。まず、いろいろな設定が正しく行われたと言うのが前提ですが、①そもそもLanを経由して、Webページを要求する信号がサーバーに届いていない。②サーバー側で、信号をブロックしている。①の場合は、Labの経路をたどって頂き、接続に問題はないか確認して頂くのが、確実でしょう。②の場合は、アンチウイルスソフトなどが入った場合に起こる現象です。私が指定したパソコンでは、起きないと考えてください。
②の対処法は有るのですが、セキュリティを考慮して、実行してください。再度の言及になりますが、サーバーには、他からの信号が来ます。その信号をポートを開いてサーバー内に取り込む事になります。サーバーに仕立てるパソコンと、通常使いで持ちるパソコンは、セキュリティーの面で分けた方が良いと思います。ここでは、分かれているが、Windows10など、取り敢えず使わないパソコンが有ったので、それを使いたいなどの場合です。
では、対処法です。それは、ポート番号の80番を外部に開放する事です。例によってYahoo検索を「Windows11 ポート開放」などで検索を掛けると見つかるでしょう。80番を開けると言う設定で進めてください。旨く行けば、Lan内の他のパソコンから、サーバーの画像が、見れるはずです。
では、以下の画像の順に従って設定を進めましょう。