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タイトル  2022年4月1日 二ヶ領用水と久地円筒分水を巡る」報告
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3M悠々クラブ“ウォーキングの会”

「2022年4月1日 二ヶ領用水と久地円筒分水を巡る」報告


4月1日、起きた時間は雨模様でしたが、家を出る頃には気温は低いものの雨もやみウォーキングにはまずまずの天候となりました。

今日は二ヶ領用水という多摩川から分水し、川崎市を横断する全長32kmにわたる用水路を登戸駅から武蔵溝の口駅まで、ソメイヨシノを観賞しながら歩くというコースを設定しました。

JR南武線登戸駅改札口10時に集合、24名が参加しました。

まずは駅から10分ほど歩いたところにある「二ヶ領せせらぎ館」に到着しました。ここには二ヶ領用水の歴史、二ヶ領用水にすんでいる生き物、多摩川の地図等が展示されておりますが、一番人気があったのが「たまずん」という名前の、多摩川で採れた黄金色の大ナマズで、「顔がかわいい」と評判でした。

その後、二ヶ領用水沿いを歩きましたが、昨夜の雨や風のせいか、ソメイヨシノの花びらが歩くコースに落ちていてそれがまた我々を歓迎しているように感じられました。

途中に南武線の線路下をちょっと屈みながら横断するところがあり、横断中に電車が通るとすごい音と震動でびっくりしました。

少し歩いて川崎市緑化センターというところで休憩を取り、開催されていたサクラソウ展を見物しました。

そこから再開して用水幅が広くなったあたりで久地駅を通過し、しばらく行ったところに久地円筒分水という二ヶ領用水の水を農地に均等に配分するためのサイフォンの原理を応用した装置があり、そこで休憩・写真撮影・来月のウォーキングコースの紹介をしました。

その後再び狭くなった二ヶ領用水をしだれ桜を眺めながら歩き、武蔵溝ノ口駅近くで解散しました。所要時間約2時間半、13000歩のウォーキングでした。

次回は「国分寺史跡散策」というコースです。
日  時:2022年5月11日(水)
集合時間:10時 雨天決行
集合場所:JR西国分寺駅改札出口

天平時代、聖武天皇は鎮護国家を祈念して、諸国に国分寺と尼寺を建立するよう命じました。武蔵国では国府に近く、都に通じる東山道武蔵路沿いの現在の西元町一帯が好悪所として選ばれました。今回はこの遺跡を訪ねます
ご参加、心よりお待ちしております。

川俣 裕章 記

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